不動産投資のさまざまな手法

一口に「不動産投資」といっても、不動産投資には(1)現物不動産投資、(2)小口化不動産投資、(3)証券化不動産投資という3種類の手法があります。
1つずつ特徴を見ていきましょう。

(1)現物不動産投資:不動産の現物に直接投資する方法。(例えば、賃貸マンション1棟、オフィスビル1室など)。
メリットとしては、賃貸によって家賃やテナント料が得られること、ほかの金融商品と比べて利回りが高く、現在は特に賃料収入を期待する傾向が強まっています。ただし、多額の資金が必要となります。

(2)小口化不動産投資:複数の投資家が共有持分権を持って投資する方法。
個人での投資が難しい億単位の高額物件などへの投資も比較的少ない資金でも始められる、投資金額に応じた分配を受け取ることができるというメリットがあります。デメリットとしては、投資した元本は保証されず、分配金も一定ではありません。

(3)証券化不動産投資:投資家から資金を集めて不動産などを購入し、そこから発生する賃料収入や売却益を分配する方法。
代表的なものとしては、投資家が資金を投資法人に預けて不動産の運用を行ってもらう「不動産投資信託(REIT)」があります。運用によって発生する利益が配当として還元されるという株式投資によく似た仕組みです。ただ、この方法の場合、株式投資と同様に元本の保証はありません。

このように、「不動産投資」は、投資の方法や仕組みによって区別することができます。こうした知識を頭に入れておくと、目的や資金の額に応じた投資を検討する際の参考になるでしょう。

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